
西出水産の「灰干しさんま」は、全国水産加工業協同組合連合会主催 第十六回全国水産加工品総合品質審査会で会長賞を頂きました。この内容は日刊水産経済新聞の記事にも採り上げられました。
【記事内容】
西出水産(西出隆一社長)の「灰干さんま」は、サンマはもちろん、塩、水、灰など素材や製法にも徹底的にこだわった一品。無添加なので安全・安心。魚を酸化させない灰干し製法により、焼いて食べるだけでなく、そのまま酢で〆て寿司にもできる鮮度と美味しさが自慢だ。
同社の灰干し製法は、サンマを一尾ずつ水分を透過させるセロファンで包み、独自の配合の吸収力に優れた乾燥灰に包んで水分を取り除き乾燥させるというもの。この際、外気をシャットアウトし、サンマが空気に触れないので酸化を防ぎ、鮮度を保持することができる。
この製法により、表皮がきれいで、弾力があり、魚本来の旨みを凝縮し、柔らかさとまろやかさが調和した味わいの「灰干さんま」が生まれる。 原料のサンマは、脂を最もたっぷり蓄えた9月上旬に漁獲される北海道東沖のものの中から、社長自らが目利きし厳選。
塩は赤穂の天然塩と長崎・五島灘の海水からつくられた天然塩を使用。工場内で使う水はすべて「磁気活性水」。衛生的なのはもちろん、この水でサンマを洗うと表面の脂分をきれいに除去できるので鮮度保持力が上がるという。灰は国内の火山灰を中心に調合した無添加の灰。サンマを包むセロファンも空気や水分を通す天然パルプ製とするなど、食品メーカーとしておいしさと安全・安心を追求している。

西出水産の創業以来の長年にわたる和歌山市の中央卸売市場への貢献にたいして和歌山市長から感謝状を頂きました。
2011年3月14日に表彰していただきました。
社長をはじめ従業員一同地元からの感謝状に大変喜んでいます。